小石ゴロゴロが畑に変わった


 退職をしたら、家庭菜園をやると何年も前から決めていましたが、やっとその時がやってきました。自分の好きなように使える時間はたっぷりとでき、嬉しさで心が躍り上がるほどでした。

 さっそく園芸店に行き、畑仕事の道具を一式買い求めました。平ぐわにスコップ、軍手にじょうろなどなど。それから、狭い土地ではあったけど、家の前のネコの額より少し広めの私の菜園となる場所へ土を入れてもらいました。お隣さんとの仕切りの塀近くには石ころがゴロゴロしていたので、少しでも菜園を広く使いたいと思い、毎日のように作業を続けました。

 こんな小石ゴロゴロの土地でも畑になるんですよ。小まめによく働きましたよ。だって、今作っている菜園は、これから将来に渡って、私の仕事場になるんですからね。いろんな野菜がここから生まれてくるんですからね。

 本当に毎日石を取り除き、草を抜き、整備していきました。やったら、やった分だけ成果が目に見えるんですよ。今までの職場がそうじゃなかったから、余計に嬉しかったのを思い出します。これから整備すれば植え付け時期には間に合う、そんな時期だったので、焦ることはなかったのですが、やはり早く仕上げたいという気持ちは強く働きました。

 土地が整備され、後は畑の畝を作る段階まで、一人でこぎ着けた時は、本当に嬉しかったです。仕事柄、クワやスコップを持つ経験もしたことがなかったので、初めての畝は、クネクネでした。どうやったら真っ直ぐになるか分りませんでしたから。曲がっていてもいいんですよ。私がいいと思えばね。

 入れてもらった土はまだ痩せていて、肥料をたくさん投入してもまだまだ若い土です。一年目はあまり期待せずにやっていこうと思いました。やっぱり自分で手を入れているから、窓越しに畑を眺めることが多くなったし、一日に何度も畑の様子を見に行くことが増えましたね。石ころゴロゴロでも「自分の畑」っていうところがすごくいいですよね。




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